『美濃戸こもれびの森』の魅力
八ヶ岳の懐に抱かれた自然豊かな別荘地
ロケーション
八ヶ岳西麓の標高約1400m~1700mに位置し、東西約2.5km南北約0.6kmの細長い自然豊かな別荘地です。
鉢巻き道路入口から2kmまでの麓側は緩やかな道で、その上は亜高山帯に入り、やや傾斜地となります。
北側の展望台からは八ヶ岳第2の主峰横岳を始め阿弥陀岳、硫黄岳などが眼前に広がり、眼下にはその稜線直下に源がある柳川の流れを望めます。
別荘地南の端には御柱街道があります。上り詰めると御小屋山があり(諏訪大社の社有地)、2022年の御柱祭はご神木モミの大木が30年振りにここから伐り出されます 。
展望台横の急傾斜区域には昭和15年~25年に敷設された美濃戸御料地(現美濃戸口)~富士見までの森林軌道の跡地があります。展望台横には崖桟橋が設置されトロッコによる巨木搬送が行われました。
別荘地中間の南側には、約350年前江戸時代に開削された原村に下る一之瀬汐(せぎ)の急流が音を立てて流れ落ち、深山の趣きです。
別荘地中央には八ヶ岳の主峰天下の赤岳への登山道入り口があり、シーズンには多くの登山客で賑わいます。
環境
自然の地形を利用した変化に富んだ住環境は、自然探訪に飽きることはありません。別荘地は数カ所の財産区の森の中にあり、緑の保全と景観に役立っています。
亜高山帯の多様な山野草は種々様々で植物愛好者には絶好の環境であるだけでなく、鹿やリス、ウサギそして日本カモシカを見かけることもあり、山の守り神ともいわれる天然記念物ヤマネも生息しています。小鳥たちはシジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、ウソたちが飛び交い、家に穴を開けるいたずらっ子のアカゲラやコゲラ、稀にオオルリやフクロウなどを見かけます。
美濃戸の森の最大の魅力は劇的に変化する四季折々の自然です。長い冬が終わり木々はカラマツや白樺の新緑、ダンコウバイ、ウワミズザクラ、オオヤマザクラ、マメザクラ、柳川ツツジ、エゾノコリンゴ、コナシ、オオカメノキなどの花が順を追って春を告げ、スミレやヤマシャクヤク、シロバナエンレイソウ、ツバメオモトなどの春の山野草が咲き誇ります。ソバナ、ツリガネニンジン、レンゲショウマ、サラシナショウマなどの山野草、ノリウツギの花などが咲くと夏を迎えます。
短い夏が終わり9月に入るとジゴボウを中心とするキノコ狩りに夢中になり10月には紅葉が始まります。11月に入ると、こもれびに輝いた緑のトンネルの道路は紅葉の帳がおり、その後はカラマツの金色の針がさんさんと降りて落葉を迎えます。道路は落ち葉で得も言えぬ雰囲気に変わり厳寒の冬を迎えます。
気象状況
夏は朝方の気温が16℃前後まで下がり,日中は最高気温が25~28℃になりますが、湿度が低く木々に覆われて爽やかな最高の避暑地です。
冬の八ヶ岳西麓は雪が少なく、最低気温はマイナス18~20℃に下がる時もありますが、季節風は弱く下の街より寒さを感じることが少ないです。
アクセス
中央道諏訪南ICから車で約15分(9.5km)の距離にありとても便利です。
週末にはJR茅野駅からバスが運行され(夏季には毎日の運行になる)、関西方面からは季節限定の直行バス便があります。